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夕焼け

 

他愛のない話をして笑い合うような ずっと続きそうな時間にも必ず終わりはやってくる
五時のチャイムが流れても聞こえないふりして でもそんな時に限っていつも話題が見つからない

楽しければ楽しいほど寂しい帰り道 ふと見上げれば海の向こう沈んでいく太陽

夕焼けがただ切なくて込み上げる涙こらえた
またねと手を振る君の顔思い出してまた消えてった
女々しくなんかなっちゃいないぜ 明日になれば会えるのさ そう言い聞かせてはまた沈むオレンジを見つめてた

時は過ぎ大人になっても俺はまだガキのまま 綺麗になってく君にまで愛想尽かされちまった

大好きだった誰よりもこれ以上ない位 顔を合わせば喧嘩ばかり それも楽しかったんだ

夕焼けはあの日のままで優しい色して照らしてる
肩落として溜め息付いた俺のこと励ますように
涙なんか流してないぜ一人ぼっちに戻っただけ バレバレな強がりを自分に言い聞かせて顔を拭いた

いつか必ず思い出になり笑える日がくるさ その時まではこの胸の中大切にしまっておくよ

夕焼けがただ切なくて人知れず涙流した
またねと手を振る君の顔思い出してまた消えてった
女々しくなんかなっちゃいないぜ 明日になって会えなくても 月が沈んだあと朝日が顔を出したら踏み出そう
また笑顔で

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